神戸で「本当に美味しい豚骨ラーメン」を探しているなら、まず名前が挙がるお店のひとつが「神戸豚骨らーめん賀正軒」です。今回は東灘区・御影本町にある御影店に足を運び、看板メニューの「白賀正」を実食してきました。
以前にも一度訪れたことがあるお店ですが、改めて公式サイトでスープの製法を調べてみると、想像以上に手間ひまをかけた本格派だったことが分かりました。今回は当時の実食レポートに加え、その裏側の情報も交えながら、賀正軒の魅力を余すところなくお伝えします。
国道43号線沿いという分かりやすい立地に加え、24時間営業という懐の深さも魅力のお店。実際に食べてみて感じた味わいの特徴から、メニューの選び方、アクセス情報まで詳しくレポートします。
国道43号線沿い、御影駅から徒歩10分の好立地
賀正軒 御影店があるのは、兵庫県神戸市東灘区御影本町4丁目。国道43号線に面しており、17台分の駐車場も完備しているため車での来店がしやすいお店です。電車の場合は阪神電車「御影駅」から徒歩10分ほどとアクセスも悪くありません。

建物自体は決して新しく立派というわけではありませんが、それも含めて長年地元に愛されてきた個人店らしい雰囲気があります。24時間営業・年中無休なので、小腹が空いた深夜や、他の店が閉まっている早朝でも駆け込める安心感があるのは大きな強みです。
周辺は住宅街と幹線道路が入り混じるエリアで、車で少し足を延ばせば六甲アイランドや住吉方面にもアクセスしやすい立地です。ドライブの休憩がてら立ち寄る利用者も多く、地元客と車利用の客が入り混じる独特の賑わいがあります。
24時間営業、丸3日炊き上げる「純豚骨」へのこだわり
賀正軒のスープは「純豚骨」にこだわった一杯です。公式サイトによると、液面がマグマのようにボコボコと沸き立つほどの強火で、丸3日間かけてじっくり炊き上げ、骨髄やコラーゲンをしっかり乳化させているとのこと。この製法が、クリーミーで濃厚なのにクセの少ない、あの独特のまろやかさを生み出しています。
実際にスープをひと口すすってみると、豚骨特有の獣感はほとんど気にならず、それでいて舌に絡みつくようなコクをしっかり感じます。「豚骨ラーメンは匂いが苦手で…」という方でも挑戦しやすい仕上がりだと感じました。
一般的な豚骨ラーメンのスープは半日〜1日程度の煮込みで仕上げる店が多い中、丸3日という時間のかけ方はかなり本格派の部類に入ります。長時間じっくり炊くことで骨の芯まで旨みを引き出しつつ、雑味の原因になりやすい過度な焦げ付きを避ける火加減の調整も欠かせません。手間のかかる製法だからこそ、あのまろやかな後味が生まれるのだと実感しました。
メニューは4種類|白・翠・黒・赤、色で選ぶ賀正軒の世界
店頭のメニューを見ると、賀正軒のラーメンは色で見分ける4種類が用意されています。それぞれの特徴を整理すると、次のようになります。

| メニュー名 | 特徴 |
|---|---|
| 白賀正 | 基本となるノーマルの純豚骨。まろやかでクセが少なく初めての方にもおすすめ |
| 翠賀正 | バジルの香味油を効かせた、爽やかな香りが特徴の一杯 |
| 黒賀正 | ニンニクを香ばしく焦がしたマー油を浮かべた、香り重視の一杯 |
| 赤賀正 | ニンニク・ラー油・唐辛子で辛さを際立たせた、辛党向けの一杯 |
初めて訪れるなら、まずお店の実力がストレートに分かる「白賀正」を頼んでみるのがおすすめです。物足りなければ、次回は翠・黒・赤と味変を楽しみながら制覇していくのも一興です。
実は多店舗展開中、広がる賀正軒ブランド
賀正軒は御影店だけでなく、三宮店、武庫之荘工場直営店、六甲道店、姫路店、元町店と、兵庫県内に複数の店舗を展開しているブランドです。工場直営店ではスープ作りの現場に近い雰囲気を感じられるなど、店舗ごとに少しずつ個性があるのも魅力のひとつ。
「”自分たちが厳選した食材で1から手作りのスープを作る”」という姿勢を貫きながら店舗数を増やしてきた背景には、丸3日炊き上げるという手間のかかる製法を、どの店舗でも変わらぬクオリティで提供し続けてきた実績があるのでしょう。御影店以外の店舗が近い方は、そちらで食べ比べてみるのもおすすめです。
実食レポート|ニンニク・辛味ソース増しの「白賀正」
今回は基本の「白賀正」を、ニンニクと辛味ソース「有り」でオーダーしました。ちょうどお昼時で数人待ちでしたが、10分ほどで店内に案内してもらえました。

運ばれてきた白賀正は、ニンニクと辛味ソースのおかげでほんのりピリッとした刺激がありつつも、しっかり食べ進められる程よい辛さ。もっとガツンと辛くしたい方は、メニュー表の「赤賀正」を選ぶのがおすすめです。
麺の硬さ「ハリガネ」とは?好みで選べる茹で加減
賀正軒では、最近のラーメン店に多い「麺の硬さ指定」に対応しています。今回は個人的に好みの「ハリガネ」でオーダーしました。ハリガネといっても文字通り針金のようにカチカチというわけではなく、通常よりわずかに硬めに茹で上げる程度。豚骨スープが絡みやすい細麺との相性は抜群です。

初めての方は普通の硬さで頼んで、次回以降ハリガネやバリカタといった硬めの茹で加減を試してみるのも、賀正軒を楽しむひとつの手です。
紅生姜・高菜は自由トッピング、味変で二度楽しめる
卓上には紅生姜と高菜が用意されていて、自由に取ることができます。この手のサービスは豚骨ラーメン店の嬉しいポイントですが、賀正軒も例に漏れずたっぷり用意されていました。

ノーマルのままでも十分美味しいのですが、紅生姜の酸味と高菜のシャキシャキ感を加えることで、味わいがさらに引き締まります。同じ一杯でも味変しながら”二度美味しい”のが、こうしたトッピング自由のお店の醍醐味です。

クセの少ない豚骨スープで替え玉まで一気に完食
細麺はスープがよく絡み、箸が止まらないまま完食してしまいました。クセの少ない豚骨スープなので、豚骨ラーメン初心者から普段からラーメンを食べ慣れている方まで、幅広く楽しめる味わいだと思います。

麺だけでは物足りなくなったので、替え玉ハーフを追加して残りのスープまで美味しくいただきました。替え玉の価格は取材時でハーフ50円と手頃でしたが、価格は変更されている場合もあるため、最新情報は来店時にご確認ください。ランチタイムは混み合うこともありますが、美味しい一杯のためなら待つ価値は十分にあります。
ランチタイムの混雑状況、狙い目の時間帯は?
今回訪れたのはちょうどお昼どき。数人の待ち列ができていましたが、回転が早いためそこまで長く待たされることはありませんでした。国道43号線沿いという立地柄、トラックドライバーの利用も多く、昼と夜のピークタイムはやや混み合う傾向があります。
ゆったり食べたい場合は、正午を少し外した11時台や14時以降、あるいは深夜〜早朝の時間帯を狙うのがおすすめです。24時間営業ならではの融通の利きやすさを活かして、自分の生活リズムに合わせて訪れられるのも賀正軒の隠れた魅力といえます。
賀正軒 御影店の店舗情報
公式サイトで確認した最新の店舗情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | 賀正軒 御影店 |
| 住所 | 兵庫県神戸市東灘区御影本町4-1-8 |
| 電話 | 078-842-1052 |
| 営業時間 | 24時間営業 |
| 定休日 | 無休 |
| 駐車場 | 17台(大型トラック可) |
| アクセス | 阪神電車「御影駅」から徒歩約10分 |
メニューや価格は改定される場合があるため、最新情報は来店前に公式サイトや店舗へ直接ご確認ください。
神戸で豚骨ラーメンを食べ比べるなら
神戸には賀正軒以外にも個性豊かな豚骨ラーメン店があります。灘区には、豚骨ベースに唐辛子とスパイスを効かせた激辛専門店もあり、辛さのレベルを細かく選べるユニークなお店として人気です。

また、「そもそも豚骨と醤油、味噌、塩は何が違うの?」という基本から知りたい方には、ラーメンのスープ系統をまとめたガイド記事もおすすめです。

逆に、暑い季節で熱いラーメンが重く感じる日は、冷たい麺に切り替えるのもひとつの手です。夏バテ対策になる冷たい麺の選び方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

賀正軒 御影店にまつわるよくある疑問
訪れる前に気になりやすいポイントをまとめました。
- Q. 深夜でも並ばずに入れる?……24時間営業ですが、立地柄トラックドライバーの利用も多いお店です。深夜でも混雑することがあるため、絶対に待ちたくない場合は時間帯をずらすのが無難です。
- Q. 辛いものが苦手でも食べられる?……基本の「白賀正」はニンニク・辛味ソースを「無し」で注文できるので、辛いものが苦手な方でも安心して楽しめます。
- Q. 駐車場はいつでも停められる?……17台分と比較的広めですが、ランチタイムや深夜のトラック利用が重なる時間帯は満車になることもあります。
- Q. 一人でも入りやすい?……トラックドライバーや会社員の一人客も多いお店なので、一人でも気兼ねなく入りやすい雰囲気です。
まとめ|クセの少ない純豚骨を味わうなら賀正軒 御影店へ
丸3日かけて炊き上げる純豚骨スープは、濃厚でありながらクセが少なく、豚骨ラーメン初心者にも食べやすい一杯でした。白・翠・黒・赤の4種類から気分で選べるのも賀正軒の魅力です。24時間営業なので、小腹が空いたときにいつでも立ち寄れるのも心強いポイント。神戸で豚骨ラーメンを探しているなら、ぜひ一度足を運んでみてください。
今回改めて訪れてみて、1年前に感じた美味しさが色褪せていないどころか、丸3日炊くというこだわりの製法を知ったことで、以前よりもさらに味わい深く感じられました。定番のお店ほど、知れば知るほど新しい発見があるものだと実感した一杯です。












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