台湾・韓国スイーツにハマる人が急増中|タンフル・ビンス・ダルゴナコーヒーを徹底解説

タンフル・ビンス・ダルゴナコーヒーが並んだ台湾韓国スイーツのイメージ スイーツ

SNSのタイムラインに、真っ赤なフルーツを飴でコーティングした串や、雪のようにふわふわの氷の山、コーヒーの泡がたっぷり乗ったドリンクの写真が流れてくることが増えたと感じませんか。実はこれ、台湾と韓国からやってきた「タンフル」「ビンス」「ダルゴナコーヒー」という人気スイーツたちです。

日本でも専門店や期間限定ショップが次々にオープンし、行列ができるほどの人気ぶりを見せています。この記事では、それぞれのスイーツがどんなものなのか、なぜここまで支持されているのか、そして実際に楽しむにはどうすればいいのかを、初めて聞く人にも分かりやすくまとめました。

「名前は聞いたことあるけど実はよく知らない」という人も、この記事を読み終わる頃には友人に説明できるくらい詳しくなっているはずです。

なぜ今、台湾・韓国スイーツがこれほど支持されているのか

台湾・韓国スイーツが日本で急速に広がった背景には、単なる目新しさだけでなく、いくつかの明確な理由があります。大きいのは、海外旅行者が増え、現地で実際に食べた味を「もう一度日本でも楽しみたい」というニーズが高まったことです。加えて、SNSでの拡散力が強いビジュアルのインパクトも見逃せません。

“本場の空気”を手軽に味わえる魅力

海外旅行に行かなくても、都内や大阪、神戸といった主要都市には台湾・韓国スイーツの専門店が続々と登場しています。現地の屋台文化やカフェ文化をそのまま切り取ったような店構えやメニュー展開は、旅行気分を手軽に味わいたい人たちの心をつかんでいます。現地を訪れたことがある人にとっては「答え合わせ」のような楽しみ方ができますし、行ったことがない人にとっては「疑似旅行体験」として新鮮に映るようです。

一過性のブームで終わらない理由

タンフルやビンスは、実は現地では何十年も前から親しまれてきた伝統的なスイーツです。目新しいだけのトレンド食品と違い、しっかりとした背景とストーリーがあるからこそ、単発のブームで終わらず定番化しつつあります。一号店オープンから数年経っても行列が絶えない専門店も出てきており、一時的な流行ではなく新しいジャンルとして定着しつつあると言えそうです。

台湾の定番「糖葫蘆(タンフル)」の正体

タンフルは、いちごやぶどう、キウイなどのフルーツに、パリッと固まる飴をコーティングした台湾・中国の伝統的な屋台スイーツです。もともとは中国北京発祥とされ、台湾でも夜市の定番として長く愛されてきました。かじった瞬間のパリッとした食感と、その奥からあふれるフルーツの果汁のコントラストが最大の魅力です。

飴でコーティングされたいちごのタンフルのクローズアップ
パリッとした飴の奥からフルーツの果汁があふれ出す

定番のいちごタンフルと人気の変わり種

最も定番なのはいちごを使ったタンフルですが、近年はさまざまなアレンジが登場しています。

  • いちごタンフル……定番中の定番。酸味と飴の甘さのバランスが良い。
  • ぶどうタンフル……一粒サイズで食べやすく、パーティー感覚で楽しめる。
  • パイナップルタンフル……果肉感が強く、飴との一体感が楽しめる。
  • チーズタンフル……飴の中にチーズクリームを仕込んだ変わり種。
  • マシュマロタンフル……ふわふわ食感と飴のパリッと感の対比が人気。

どの味を選んでも共通しているのは、作りたてでないと美味しさが半減してしまうという点です。飴は時間が経つと湿気てベタついてしまうため、購入したらできるだけ早く食べきるのがタンフルを楽しむ最大のコツです。

韓国のかき氷「ビンス」は日本のかき氷と何が違うのか

ビンス(빙수)は韓国のかき氷ですが、日本のかき氷とは氷そのものの作り方が大きく異なります。日本のかき氷は水を凍らせた氷を削るのに対し、ビンスの多くはミルクや練乳をベースにした液体を凍らせてから削るため、口に入れた瞬間にふわっと溶けるようなきめ細かい食感が特徴です。

きめ細かい氷とたっぷりのトッピングが主役

ビンスのもうひとつの特徴は、トッピングの豪華さです。小豆(パッ)、餅、フルーツ、練乳、きなこ、シリアルなど、器からあふれるほどたっぷりと盛り付けられるのが一般的で、氷とトッピングを一緒にすくって食べることで、一口ごとに味の変化を楽しめる設計になっています。

あずきと餅がたっぷり乗った韓国のパッビンス
ミルクを凍らせた氷はふわっと溶けるきめ細かさが特徴

定番3種の味と特徴を比較

ビンスにも定番の種類があり、それぞれ味の方向性が異なります。注文前に特徴を知っておくと選びやすくなります。

種類 主な材料 味の特徴
パッビンス ミルク氷、あずき、餅、練乳 甘さ控えめで飽きにくい、韓国で一番の定番
インジョルミビンス ミルク氷、きなこ、餅、黒蜜 香ばしいきなこと餅のもちもち感が人気
マンゴービンス ミルク氷、生マンゴー、マンゴーソース フルーティーで人気が高い、夏の定番

どのビンスも氷そのものに甘みがあるため、シロップをかけすぎなくても十分に満足感のある味わいになっているのがポイントです。一皿のボリュームが多いことが多いので、友人や家族とシェアしながら食べるのが韓国流の楽しみ方です。

おうちで話題になった「ダルゴナコーヒー」の作り方

ダルゴナコーヒーは、インスタントコーヒーと砂糖、お湯を同量ずつ混ぜて泡立て、ふわふわのクリーム状にしたものを牛乳の上にのせた韓国発のドリンクです。数年前に動画で作り方が拡散されたことをきっかけに世界的なブームとなり、今でも定番のカフェメニューとして定着しています。

ふわふわの泡立てクリームが乗ったダルゴナコーヒー
泡立てたコーヒークリームが牛乳の上でゆっくり溶けていく

材料はシンプル、でも泡立てが仕上がりを左右する

材料はインスタントコーヒー、砂糖、お湯、牛乳の4つだけとシンプルですが、美味しく作れるかどうかは泡立て方にかかっています。インスタントコーヒー・砂糖・お湯を1対1対1の割合で混ぜ、ハンドミキサーや泡立て器でしっかりと空気を含ませることで、あの特徴的なもったりとしたクリーム状の泡が完成します。

失敗しないための3つのコツ

  • お湯はぬるすぎず、しっかり熱いものを使う(溶け残りを防ぐため)。
  • 泡立てる時間を惜しまない(手立てなら10分前後が目安)。
  • 牛乳は先にグラスへ入れ、最後にコーヒークリームをそっとのせる。

手作りする場合は根気が必要なドリンクですが、その分完成したときの達成感も大きく、SNSでシェアしたくなる仕上がりになります。カフェで注文する場合は、混ぜずにクリームだけを味わってから全体をかき混ぜると、二段階で味の変化を楽しめます。

台湾・韓国スイーツはどこで手に入るのか

実際に食べてみたいと思っても、「どこで買えるのか分からない」という声も多く聞かれます。入手ルートによって特徴が異なるので、目的に合わせて選んでみてください。

入手ルート 特徴 こんな人におすすめ
専門店・屋台系ショップ 作りたてが食べられる、本場に近い味 本格的な味を求める人
期間限定ポップアップストア 都市部の百貨店やイベントで不定期開催 話題の新作をいち早く試したい人
カフェの季節限定メニュー アレンジが加わっていることが多い 手軽に一皿で楽しみたい人
自宅で手作り 材料さえあれば挑戦できる(特にダルゴナコーヒー) 過程も含めて楽しみたい人

タンフルやビンスは専門店で味わうのが一番ですが、ダルゴナコーヒーは自宅でも比較的再現しやすいスイーツです。まずは手軽なところから試してみて、気に入ったら専門店にも足を運んでみるという楽しみ方がおすすめです。

初めて挑戦する人へ、知っておきたい注意点

初めてタンフルやビンス、ダルゴナコーヒーに挑戦する人に向けて、事前に知っておくと安心できるポイントもいくつかあります。

タンフルは購入後すぐに食べきるのが鉄則

先述の通り、タンフルの飴は湿気に弱く、時間が経つとベタついて本来のパリッとした食感が失われてしまいます。持ち帰りには不向きなスイーツなので、購入したその場、もしくは移動時間が短い距離で食べきるのがおすすめです。特に夏場や湿度の高い日は、飴が溶けるスピードも早まるので注意が必要です。

ビンスは基本的に「シェア前提」のボリューム

ビンスは想像以上にボリュームがあることが多く、一人で完食するにはかなりの量になる場合があります。初めて注文する際は、2〜3人でシェアする前提のサイズを選ぶか、お店のスタッフに一人分の目安を確認してから注文すると安心です。せっかくの華やかな一皿なので、複数人で取り分けながら会話も楽しむくらいの余裕を持って向き合うのがちょうどいいスタイルと言えるでしょう。

定番の和スイーツとも食べ比べてみたい

台湾・韓国スイーツの新しい魅力を知ると、あらためて日本の伝統的な和スイーツの良さにも気づかされます。わらび餅や水羊羹といった夏の定番和スイーツは、素材そのものの味わいを楽しむ「引き算の美味しさ」が魅力です。ビンスの華やかなトッピングとはまた違った、シンプルながら奥深い満足感があります。夏に食べたい和スイーツについては、こちらの記事で詳しく比較しています。

行列のできる和スイーツって結局これだった|わらび餅・水羊羹・ところてん徹底比較
わらび餅・水羊羹・ところてん・くずきりなど、夏に食べたい和スイーツを徹底比較。原材料や食感の違い、美味しい食べ方、コンビニ・専門店での選び方まで解説。涼を感じる和菓子選びの参考にどうぞ。

また、「新食感」という切り口で見ると、台湾・韓国スイーツと今話題のもちもち系トレンドスイーツには共通点も多くあります。2026年の最新スイーツトレンドについてはこちらの記事でまとめているので、あわせてチェックしてみてください。

【2026年最新】次に来る流行スイーツ7選|もちもち・新食感を完全ガイド
2026年に本当に流行る新食感スイーツを徹底解説。国民的ブームのもちもち食感、急上昇中のサゴ・エンジェルヘアーチョコ、夏に食べたい3Dフルーツアイスまで、特徴と入手方法を一覧で紹介。SNSでバズる条件もわかります。

まとめ|まずは気になる一つから試してみよう

タンフルのパリッとした食感、ビンスのふわふわの氷、ダルゴナコーヒーの奥深い泡。台湾・韓国スイーツにはそれぞれに明確な魅力とストーリーがあり、単なる一過性のブームではなく、日本の食文化に新しい選択肢を加えつつあります。まずは気になる一つから、実際に味わってみてはいかがでしょうか。きっと「また食べたい」と思う一品に出会えるはずです。

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